邪魔になったデータを削除して画面を見易くする
利用用途
特定のシート内でコピー、ペーストを繰り返し続けた場合、不要なデータが沢山溜まっていることがあります。
たまたまカーソルが合った時に不要なデータに気付く事もあります。
不要なデータを削除したい場合はもちろんですが、そもそも画像データがペースト時に情報を隠してしまい、わざわざ画像を移動しないと目的のデータが見れない事もありますので、回避して行きます。
構文
アクティブなシートに対して動作します
Sub アクティブシート上の図形を一括削除する()
Dim shp As Shape
For Each shp In ActiveSheet.Shapes
shp.Delete
Next shp
End Sub
↑ ActiveSheet として設定していますが、ご自身のシートに置き換えて
実行して頂ければ結構です。
適用されるオブジェクト
今回のサムネイルのように、削除対象は多岐にわたります。
●オートシェイプ
● 画像の挿入
● テキストボックス
●ワードアート
● 開発タブから「挿入」で追加したもの
└>フォームコントロール
└>Active X コントロール
など。
この様なオブジェクトを一括で削除します。
削除してOKなものは、削除。
「念の為」は、本当に必要なデータがある場合。
不必要な保管や、バックアップは何かと作業を狂わせますので、
率先して削除しましょう。
画像データは色々な観点から、残して置きたい気分も分かりますが、
残しておいて役に立つケースは数えるほどしか有りません。
そもそも、重要なバックアップデータを取り扱う場合、
Excel VBA では管理していないでしょうから。