Dimで事前宣言される内容について、複数の項目を宣言する場合、改行を控えたい事があると思います。その方法について記述します。
始めに。
不要な改行を回避して、作業し易い環境で事前宣言していただけると幸いです。
基本的な記述についての説明ですので、より細かいルールなどは、別途ご自身で検索してみて下さい。
注意事項 ※※
そもそも、下記の様な書き方は改行数こそ防げるものの、推奨しません。
※Dim 宣言をカンマで区切る方法
推奨しない理由
カンマ区切りで宣言を省略した場合、宣言が有効になるのは、最後に記述した変数のみ。

宣言文は「:」で区切る
宣言文は「:」で区切る事で有効性を保ちます。
(一行記述が可能になります。)

Option Explicit
Sub テスト5()
Dim i As Long: Dim j As Long
End Sub
「:」で区切っても「i」「j」共に「Long」として認識しています。
さらに省略
区切りに「,」を使う場合は、下記の方法で可能です。

「As」を省略する事で「,」区切りで一行宣言ができます。
ステップインでのローカルウィンドウでも、共に「Long」で宣言が有効になっている事を確認できます。
Sub テスト5()
Dim i As Long, j As Long
End Sub
まとめ
記述方法は自由ですが、是非みなさんが使い易くて、見易い記述方法の参考にして頂ければと思います。